茨商連・日立民主商工会

税金・融資など、中小企業のことならなんでもご相談下さい

り災証明・被災証明の提示で 高速道路無料開放

6月20日より1年間、高速道路は、水戸から北のインターからの乗り降りが無料になりました。それにともない、新たに各市町村で、大きな物損などがなかった人も、停電・断水で、被災証明が発行されることになりました。


●無料通行するには
ETCレーン不可、入口で通交証をとり、出口で、り災証明書・被災証明書(共に原本)と、身分証明書(免許証等)を提示。法人名義のり災証明・被災証明は使用できません。


●市町村の被災証明の申請に必要なもの

身分証明書(運転免許証・保険証等)・印鑑


●日立市は、「り災証明書(建物以外用)」です。

●ひたちなか市は、7月上旬に、市より全世帯に発送されます

届く前に必要な人は、ひたちなか市役所本庁議事堂等1階(第2委員会室)又は、那珂湊支所で、申請してください。

全商連共済会 「くらし・営業再建支援金(東日本大震災支援金)

半壊5万円・全壊10万円


東日本大震災に対する「特別措置」として、東日本大震災見舞金、被災加入者・世帯に、「くらし・営業再建支援金(東日本大震災支援金」が出ることになりました。7月より、支給が始まります。民商までお知らせ下さい


対象  地震で住居又は事業所が、・全半壊(全半焼)した場合
見舞金 半壊(半焼)5万円・全壊(全焼)10万円
必要書類 り災証明(被災証明書)
罹災証明が、請求する人と違う場合、関係の分かる書類を添付

県婦協主催
第22回わくわく交流会


Pasted Graphic


震災後3ヶ月、今年もここで再会できた事がうれしい

「震災から3ヶ月たちましたが、みなさんにとって、長かったでしょうか、あっという間だったでしょうか。今年もここで再会できた事がとてもうれしいです。」

1日目の全体会での、今野県婦協会長のあいさつの冒頭でした。震災から100日目だった。今年のわくわく交流会は、いつもより、少ない76人、日立からは、13人の参加でした。それでも、内容は、元気になる、ためになる2日間でした。

私の人生と商売 共済会の長寿祝金を受け取るまで、民商やっていたい

1日目の「私の商売と人生」は、水戸民商の小松崎さん(金属加工業)は、お母さんを亡くなるまで看病し、結婚後もだんなさんの両親の介護の話、
「夫は、70歳だけど、定年がないから仕事できるうちはやってもらいたい、自分も、共済会の長寿祝金をもらうまで民商やっていきたい」と話し、県南民商の江口さん(土木工事業)は、
「夫は、突然仕事を辞め、中古のライトバンから仕事を始めた。やれる事は何でもやった。会社名の「応用工業」は、何でも色々できるとつけた。何もかもほおりなげたいと思った事あるけど、だんな以外の周りが困ると思ってやめないでやってきた。」と、仕事を支えてきた話、つくばみらい市の56条廃止の意見書採択は、
「常にいつも、何人も協力しあったからできた」と話し、今年も、いきいきとした商売と人生の話しを聞きました。

発想の転換が目からうろこ 民商の人は、民商の活動で、社会起業家になれる

 講演「21世紀を生きる喜び、働く喜びへ」では、講師の後藤宣代先生(福島県立医科大・経済学)が、災害時は男より女の方が行動力がある、今は、言葉は武器、特技を生かす、発想の転換など、聞いていて目からうろこでした。

福島県主催の男女共同参画の後藤先生の担当する講座にきた女性が、家事など自分の培ってきた能力を生かし、ハウスクリーニング業、ブライダル、コンサルタントなど起業し成功した事例を紹介し、「民商の人は、何でも相談などで、色々な相談を受けているなど、民商の活動を通して、すでにエキスパートで、社会起業家になれる」という話しは、民商の活動も商売につながると思いました。

出しもの ゼゼゼの税太郎、おひねりも飛び、盛況

夜の交流会、今年の日立の出し物は、ゼゼゼの税太郎(ゲゲゲの鬼太郎の替歌)を、化装して歌い、おひねりも飛び、盛況でした。出し物の間のカラオケは、村山さん(鮮魚業)が、夫婦で仲良く「銀座の恋の物語」をデュエットしました。

 2日目は、朝市のわくわくバザー後、江戸末期の加賀藩の算用者(会計係)の下級武士猪山家の暮らしぶり、家業を描いた映画「武士の家計簿」をみました。終わりの全体会では、所得税法56条の寸劇を各婦人部で役を割り当て行い、今後は、どう取り組んでいくか話し合いました。

今週の商工新聞より


●4面「震災見舞金がはげみに、全商連共済会 申請よびかけ」

 全商連共済会より、東日本大震災に対する「特別措置」として、東日本大震災見舞金、被災加入者入居・世帯に、「くらし・営業再建支援金(東日本大震災支援金」を出すことを決めました。
 半壊5万円、全壊10万円 罹災証明を添付(罹災証明が、請求した人と関係の分かる書類を添付)
 7月より、支給が始まります。対象になる方は、請求して下さい。


●日立民商第43回・日立民商共済会第28回定期総会

とき 6月26日(日)15時より 場所 多賀市民会館

 総会まで、1週間となりました。

日立民商春のゴルフコンペ

Pasted Graphic

6月7日、日立民商春のコンペを、日立のオーシャンゴルフクラブにて、14名の参加で開きました。
つゆの曇り空でしたが、暑くもなく寒くもないコンディションでした。グリーンが速く、みんなパットで苦しんでいました。

 同好会会長の皆川さんが、長老の実力を発揮して優勝しました。

初参加の2名もすぐにうちとけて、和気合い合いの楽しいゴルフでした。
プレー後のパーティーでは、表彰し、プレーの話しで盛り上がりました。

次回は、秋です。今回は、グロス85~130回のメンバーの参加でした。どうぞお気軽にご参加下さい。

被災者は高速無料!!

東日本大震災の被災対策として、6月20日より1年間無料となります。
水戸から北のインターからの乗降りが無料となります。(有料の道路を通ると変わる場合あり)

私、コムロは、自宅の被害が風呂とトイレのタイルのヒビ、食器等で、東北の命や家をなくしたたくさんの被害者の方を考えると、自分の被害は、被害のうちに入らないと思っていました。しかし、被害者に対して高速代が無料になると聞いて、さっそく罹災の申請をおこないました。

 「罹災証明」の他に、「被災証明」があり、これも申請し、その場で頂きました。

 「被災証明でも高速代が無料になります。被災証明は、地震の被害が少しもあれば、罹災証明に比べ、簡単に発行してもらえます。

是非、罹災・被災にこだわら地震の被害の大小にかかわらず、「罹災」か「被災」の証明を受けましょう。

(小室)

義援金をもらった会員さんからのお礼が寄せられました

民商の皆様、震災見舞金ありがとうございました。

有効に使わせて頂きます。
あのおそろしい地震から
3ヶ月になりますが、今だに続いている余震。
屋根瓦も崩れ落ち、ブロック塀も倒壊、地割れ、お墓も大変な事になっています。

でも、福島の方から比べれば、まだまだ!! 暖かいご飯を食べ住んでいられるだけでも・・・。
仕事もまだ、出れませんが、早い復興を祈って、がんばりたいと思います。本当にありがとうございました。

水木 飯島 豊(豊丸)

茨商連婦人部協議会主催 第22回わくわく交流会


6月18日(土)午後1時より19日(日)正午まで

 場所 いこいの村 涸沼

 参加費 宿泊 大人 10,000円(婦人部員5,000円)子供5,000円
 宿泊しない場合 交流会参加費4,500円 講演会・映画のみ500円

18日(土)

 「私の人生と商売」(仲間の話)

 特別講演「フクシマからの声―21世紀を生きる喜び・働く喜びへ」
 後藤 宣代先生(福島県立医科大学講師・経済学者)


19日(日)

 わくわくバザー 映画上映 「武士の家計簿」
 
 所得税法56条廃止は業者婦人の人権宣言

震災の状況、要求実現が語られた
茨商連第31回・茨商連共済会第28回総会開かれる


6月4日(日)茨商連第31回定期総会・茨商連共済会第28回定期総会が開かれ、県内6つの民商から代議員・評議員合わせて67人が参加し、茨商連・茨商連共済会の1年間の方針・予算・役員が、承認されました。

 午前中は、茨商連共済会の総会で、来賓として、大腸ガン検診、健康まつりで、協力してもらっている保健生協組織部長の木村さんがあいさつ、「震災直後から、城南病院では安否確認。水・食料などの配布をできる限り行ったが、やりきれない無力感を感じた。県内にネットワークのある、茨商連共済会といのちと健康を守る活動で、今後も、一緒にやっていきたい」と祝辞を頂きました。

各民商活動報告では、各民商より、健康まつり・大腸ガン検診の取り組みの報告がありました。「一昨年から30人集め、集団健康診断を実施、次回は50人集めてレントゲン車を呼びたい」(土浦)、「健康講座で楽しく交流」(鹿行)など、民商での取り組みの報告、糖尿病の闘病記(県南)など、自分の経験の発言などもありました。日立からは、鈴木理事が発言。1泊研修会は、今年は、初参加が多く、役員同士の親睦が深まった事、春の運動では、5人が同時加入、紹介者も一緒に加入するなどで、会員の加入もありA会員が9人加入し、会員本人の加入が進んだ事などを報告しました。

data

  午後から、茨商連の総会でした。松澤会長は、全商連60周年、3.11の震災後の意義深い総会である事、復興支援とともに、民主党などは、消費税増税・納税者番号制など今までやれなかった事を、復興策として、進めようとしている、我々が望む復興策になるように訴えていく事、11月の全商連60周年記念総会を、全商連の歴史に学び、さらにたたかいながら学び、弱小民商をいち早く脱皮して、迎える事を呼びかけました。来賓あいさつの中で、茨城農民連村田書記局長が、「JCOの時と違い、今回は、実際に放射能が降っている、東電の仮払いは始まったが、農協や自治体では、基準の分だけの請求をしている。農民連では、東電に、被害額の全額請求させようと呼びかけ、請求の取り組みを進めている。」と話していました。

茨城労連石鎚議長の、「地方主戦は、15分で決められた、今後は、保育・福祉は、自治体によっての基準になるので、自治体によって、ばらつきが出るだろう。国家公務員の給料は、10%削減され、10兆円規模の消費の落ち込みが予想される。」という話は、本当に望まれている復興がされてないと感じさせられました。

 発言では、「八百屋からみた震災のエピソード」(県南)、お客さんに、丁寧に話したら、ほうれん草など買ってもらえ、風評被害で、売れない事はなかったなど、震災関連の発言、「小規模工事登録制度を求め、市長と懇談交渉」「省エネ、エコ住宅」「国税通則法改正は、税務署の怠慢をつくる」(土浦)など、要求実現の取り組み、「つくばみらい市の56条廃止の意見書の県内初の採択(婦人部)などの発言があり、日立からは、滝中部支部長が、震災後の安否確認・会員への見舞金・震災対策説明会など日立民商の取り組み、ニュース・商工新聞にも掲載された地震後も営業を続けた会員さんのお店の様子などを発言、
佐藤さん(経営コンサルタント)が、集客にホームページの活用と、日立民商のホームページを紹介。参加した人からは、「何かしら得れるものがある」と参加した感想を話していました。


日立民商第43回・日立民商共済会第28回定期総会


とき 6月26日(日)15時より 
場所 多賀市民会館

今週には、議案のダイジェストを郵送します。

全国会長会議に参加しての感想

西村 福司

5月21日(土)・22日(月)静岡県掛川市にて、全国からの民商の会長さん600人が参加しました。

基調報告 民商は、この10年行政で掴みきれない実態を明らかにしてきた 中小業者の営業と生活を誰が守るのか

初日の21日は、午後1時より全体会があり、基調報告と、品川正治さんの記念講演がありました。
基調報告の中で、「行政ではつかみ切れない業者の実態を、民商は、この10年、明らかにしてきた。又、小規模登録制度、リフォーム助成制度の創設や金融制度改善に取り組んできた」と述べています。小泉構造改革以来、2000年には、総務省の労働力調査で、565万人ほどいた中小業者が、2010年には447万人になり118万人減少、家族従業者も、224万人から118万人に減少しました。「この厳しい現実を、見るのも必要だが、民商、全商連が、活力を失っていけば、数百万人に及ぶ、中小業者の営業と生活権利をいったい誰が守るのか」と訴えています。
 岩手・宮城・福島の代表会長が、現状報告と決意表明をして、16年前の阪神大震災を経験した兵庫民商村上会長が、震災支援の激励を報告しました。


分散会 埼玉・坂戸民商 毎年の民商まつり、市民を巻き込んで、今年は、2万人規模で開催

 2日目の22日は、9:00より分散会が行われ、私は第22分散会で、30名の大所帯の分散会でした。各地の会長さんの報告の中で多かったのは、「相談会をしても相談者が少ない」「商店街が体をなさなくなって、閑古鳥が鳴いている」という話しや、「会員数が半分以下になった」とか、「3分の1になった」と苦労している話しなどが多く、どこも大変だなと思いました。

 逆に埼玉・坂戸民商は、65店舗で義援金箱を設置、毎年行っている民商まつりは、多くの市民を巻き込んでいて、今年は2万人を超える市民の参加で、大いに盛り上がったと報告されました。
 いずれにしても民商を続ける事が、中小業者の応援になるのだと思った会長会議でした。