金融円滑化法対策
金融円滑化法が来年3月で期限が切れます。
それにともなう対策を今から準備、心得ておく必要があります。民商では融資・資金繰り・返済計画などの相談をおこなっています。毎週「金」曜日を相談日としますので、どうぞ早めにおいで下さい。
金融円滑化法の期限が切れるにともない銀行としては融資先の状況に応じた対応をしてくると予想されます。
融資先の
①これまでの融資とその返済状況
②今の利益と今後の見込み
③ 現在の借入残高
④ 資産の状況
⑤ 経営者の意欲、年齢、後継者の有無 などを検討して
具体的にはどのようなことをしてくるのか・・・
「債務者区分の見直し」をすすめ「貸しはがし」をおこなってくる
1 新たな融資はしない
② 一括返済を求めてくる
③ 条件変更はしない
④ 一定期間内の返済
⑤ 返済が滞れば 保証協会送りか競売手続き
ではどう対応していくか・・・
① 今の経営実態をつかむ 借入金の残高や返済期間の一覧を作っておく。
② 今後の経営計画(営業拡大)をつくる。
③ 利益の状況をみて、返済能力に応じた、無理のない返済を、ねばり強く交渉
④ 新たな融資が必要な時はその必要性と返済能力を説明
民商として・・・県連と一緒に、地域銀行に、「これまでどおりの対応を要望」して申し入れすることを計画します。また、保証協会、管理機構にも、要望・申し入れ・交渉を行いましょう。