茨商連・日立民主商工会

税金・融資など、中小企業のことならなんでもご相談下さい

新年のごあいさつ

日立民商会長 西村 福司

Pasted Graphic

会員の皆様に、新年のごあいさつを申し上げます。2011年(平成23年)は、いろいろな意味で、激動の年となりました。
3月11日に、東日本大震災に遭遇しました。


思えば、昨年の3.13統一行動の、その行動直後に、この震災は起こりました。同時に、あってはならない、どんな状況下においても、起こしてはならない原発事故が起きました。これまでの国民や私たちの「原発やめよ!」の声を無視し続け、安全神話をつくりあげ、そのあげくに東電と国は、世界でも最悪の事態を引き起こしたのです。

私たち、民主商工会は、この未曾有の大災害にあたり、被災地の復興を願う、多くの会員、国民と共に、必要な支援をいち早く取り組み、活動しました。
また、原発の完全損害賠償を求めて、行動しました。

 こうした事をふまえた上で、新年を迎える事になりますが、現在の中小業者を取り巻く状況は、戦後60年の中でも最悪にあると言ってもいいと思います。
 まず、国税通則法の改悪、扶養控除の縮小と、大企業による下請けいじめなどあらゆる面で、営業と生活は、厳しくなっています。さらに、民主党などによる大幅な消費税率引き上げがやられようとしています。とんでもない事です。これらの諸改悪がなされれば、中小零細業者はその多くが、潰されてしまいます。

 私たち民主商工会は、こうした最悪の政治に対し、断固として許さない運動を強めるしかありません。
 会員の皆さん、つぶされない為に、文化的で健康的な生活と権利を守るために、営業と生活を守る為にも、ぜひ、みんなで団結し、今年も、共に、頑張ろうではありませんか。